はじめに

Cosmo Worlds には、Web サーバー上で公開する 3D ワールドを作成するための機能がすべて含まれています。 この中には、サイトのダウンロードや表示を高速化するための機能も含まれます。

次のトピックは、VRML の概念 に精通したユーザーを対象にしています。トピックの順番は、初めてワールドを作成して公開する場合の作業手順に沿っています。

  1. オブジェクトおよびワールドの表示方法を学びます。

  2. オブジェクトの操作方法を学びます。

  3. 基本の形とテキストを作成します。 この基本形からより複雑な形を モデル化できます。モデルが複雑な場合はモデルごとに別ファイルにしておいて、 後でそれらのモデルを 1 つのワールドに取込みます。

  4. ほかのモデリング・ソフトウェアで作成したモデルを 取込んだり編集します。

  5. テクスチャマテリアルをモデルに追加します。

  6. ワールドを最適化します。モデルの中のポリゴンの数を減らします。適切な場所に細部レベル (LOD) グループを作成します。 インラインを使用します。

  7. ワールドの中のモデルをアニメーション化します。 独自のスクリプトを記述して、オブジェクトの追加動作を定義します。

  8. 光源サウンド、ムービー、他のファイルへのリンクなどの特殊オブジェクトを作成します。

  9. アウトライン・エディタ を使用して、ワールドの VRML ファイル (解釈可能なテキスト・ファイル) を編集します。 アウトライン・エディタ を使用すると、 イベント間のルートを作成して、 あるワールドの 1 部分から別の部分へ値を転送することもできます。

  10. ワールドをファイルに保存します

  11. ワールドをプレビューして、リンク、細部レベル、アニメーション、サウンド、ムービー、全体的なフレーム・レート、パフォーマンスをテストします。

  12. ワールドをパッケージ化して、World Wide Web 上に公開します。

参照 : VRML の詳細については、 Jed Hartman と Josie Wernecke 著の 『 VRML 2.0 Handbook』 または、VRML 2.0 specification を参照してください。