シーンのプレビューとパッケージ
概要
操作方法: [ファイル] > [パッケージ]
オーサリング・プロセス中はワールドをプレビューして、リンク、アニメーション、センサー、スクリプトを確認してください。またブラウザでワールドをナビゲートする際の感覚も確認します。
ワールドを Web に公開する前に、Cosmo Worlds を使用してワールドをパッケージする必要があります。パッケージは、シーンまたはワールドの作成に必要なファイルを検索して、サーバーで公開するファイルにまとめる作業です。公開 はパッケージしたファイルを、Web クライアントからアクセス可能な Web サーバーにコピーする作業です。
パッケージでは次の作業が行われます。
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Web 上でワールドを構成するために必要なすべてのファイルを収集し、1 つのディレクトリに配置します。
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パッケージをほかの場所 (Web サーバーなど) に移動できるように、絶対パスを相対パスに変換します。
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現在の VRML 標準に適合するように、ファイル・フォーマットを修正します。Cosmo Worlds で保存されたファイルは、Cosmo Worlds がインストールされたシステム上の Cosmo Player で直接表示できますが、Web に公開する前にパッケージする必要があります。
主な処理ステージ
[ファイル] > [パッケージ] をクリックすると、パッケージング・ユーティリティが起動されます。左下の 4 つのボタンでパッケージ/公開プロセスの各ステージを実行します。
- [検索]
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このステージではドキュメントのサポートに必要なローカル・ファイルが検索されます。ファイル中で参照されているすべてのローカル URL (インライン・テクスチャ、サウンド、イメージなど) が検索され、このワールドのパッケージの一部として含められます。
- [パッケージ]
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このステージでは、パッケージに必要なファイルを 1 つのディレクトリにコピーします。ワールドを Web サーバーに公開できるように、絶対パスは相対パスに変更されます。
- [プレビュー]
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このステージではパッケージされたファイルを表示して、ワールドのリンク、アニメーション、センサー、スクリプト、ナビゲーションをテストできます。
- [公開]
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このステージでは、リモート・クライアントから表示できるように、パッケージを Web サーバーに移動します (現在は使用できません)。
パッケージャは次のフォーマットのファイルを処理します。
- Cosmo Worlds (これらのファイルは VRML 2.0 フォーマットに変換されます。Cosmo Worlds では VRML 2.0 にない機能が付加されます。)
- VRML 1.0 および VRML 2.0 (VRML 1.0 ファイルは VRML 2.0 に変換されます。)
- Inventor (Inventor ファイルは VRML 2.0 に変換されます。)
- Cosmo Create (これらのファイルには標準的な HTML にはないオーサリング用データが含まれていますが、ほとんどのブラウザは余分なデータを単純に無視します。)
- HTML
そのほかのドキュメント・タイプでは、ほかのローカル・ドキュメントへの参照が検索されません。参照は修正されず、最適化もされません。これらのファイルはパッケージ・ディレクトリに移動されるだけです。
参照: