正接タイプ

操作手順: をクリックします。

[正接タイプ] メニューでは、補間の実行方法を選ぶことができます。補間によって、与えられたキーフレームとそれに続くキーフレームの間の値を埋めます。キーフレーム・アニメーション・エディタを使って、次の中から目的の補間タイプを選択します。

[定数]
次のキーフレームまで値は固定されます。補間は適用されません。このタイプは、点滅するネオン・サインのように変化しない物体に使うと便利です。
[線形]
現在の値から次のキーフレーム値まで直線的に変化します。このタイプは、鏡に対して等しい入射角と反射角で前進する光線に使うと便利です。デフォルトの補間が [線形] になるのは、図形アニメーションだけです。
[エルミート形]
値はキーを通過した後、曲線を描いて変化します。この曲線の接線は、セグメントの両端にあるキーおよび隣接するキーによって決定されます。このタイプでは、連続的な速度曲線が描かれます。 例として、A、B、C、D の 4 つのキーを考えてみます。曲線 B C 間にある点の値を算出するために、B 地点の接線が A から C までの傾きとして計算されます。また、C 地点の接線が B から D までの傾きとして計算されます。曲線の値は、これら 2 つの接線、B の値、および C の値によるスプライン関数から導かれます。
[分割]
このタイプは、[エルミート形] と類似しています。ただし、接線は不連続でもかまいません。たとえば、B と C が分離している場合、B 地点の接線は A から C ではなく、A から B までの傾きになります。また、C 地点の接線は、B から D ではなく、C から D までの傾きになります。
[ミックス]
キーフレームごとに、異なる 正接タイプが適用されます。

キーフレームを選択すると、ボタンに現在の正接タイプが示されます。異なる正接タイプを持つ複数のキーフレームを選択すると、ボタンに "ミックス" と表示されます。

単一のキーフレームを選んでから [正接タイプ] ボタンを別のタイプに変更すれば、そのキーフレームの補間タイプを変更できます。選択中のキーフレームがない場合は、ボタンに "デフォルトの正接タイプ" と表示されます。選択された値は、任意のキーフレームを作成または変更するときに使用されます。

参照: