効果的な照明のヒント
光源はパフォーマンスに与える影響が大きいため、必要以上に使用しないでください。一般的に、良好なレンダリング速度を得るためのシーンあたりの光源数は 2 〜 3 個です。いくつかのヒントを以下に示します。
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スポットライトは最も処理パワーを必要とし、点光源はそれよりもいくらか少なくてすみます。方向性光源は最も処理パワーを必要としません。またスポットライトの効果を確認するには、形状を精巧に合わせる必要があります (照明はピクセルごとではなく、頂点ごとに行われるためです)。これらの余分なポリゴンも、レンダリング速度を低下させる原因となります。
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照明が暗い場合でもオブジェクトが見えるように、シーン中のマテリアルの放射色を適度な量に設定してください。
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スポットライトなどの複雑な照明効果をシミュレートする 1 つの方法として、オブジェクトの頂点ごとに色を指定します ("色の焼き付け" と呼ぶデザイナーもいます)。カラーは前もって計算されるため、レンダリング速度が向上します。ここに示したシーンでは、スポットライトの代わりにこのテクニックを使用しています。
参照: