[ビューア] メニューの [Preferences]
エキザミナ・ビューアとウォーク・ビューアには、[Preferences] ポップアップ・メニューが用意されています。両者のメニュー項目は、ほぼ共通しています。ただし、ビュー速度の設定はウォーク・ビューアだけに、アニメーションのスピンとカメラの回転軸の位置に関する設定は エキザミナ・ビューアだけにあります。
操作手順: [ビューア] メニュー >
[Preferences]
参照:
機能:
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[Seek animation time]--シーク時間を設定します。この値を 0 にすると、即座に対象まで移動します。
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[Seek to]--2 種類あるシーク・レベルから、いずれかを選択します。ポイントに対してシークを設定すると、選択したポイントに向かってカメラがドリーします。 オブジェクトに対してシークを設定すると、オブジェクトの中心に向かってカメラがドリーします。
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[Seek distance]--どの程度カメラを対象に接近させるかについて定義します。カメラから最終移動地点までの距離をメートル単位またはパーセンテージで指定します。
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[Camera zoom]--カメラ・レンズのアングルを調節します。ズーム・アウトするときは、広角レンズによる画面の歪み効果が表われます。また、ズーム・インするときは、モデルまたはシーンが平坦化されます。ズームの場合、カメラ自身は動かずにレンズのアングルだけが変化します。
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[Zoom slider ranges from]--この値のデフォルト範囲は、1.0 〜 140.0 です。設定可能な最小値から最大値までの範囲は、0°〜 180°です。
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[Auto clipping planes]--デフォルトはオンです。つまり、Cosmo Worlds では自動的にクリップ平面が設定されて、画面上のオブジェクトの大きさが動的に最適化されます。[Auto clipping planes] をオフにすると thumbwheel が表示されるので、これを回転してクリップ平面を移動することができます。
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[Stereo viewing]--このオプションをオンにすると thumbwheel が表示されるので、これを使ってカメラの回転を調節することができます。このオプションは、ユーザーに特殊な立体視用メガネやハードウェアを使ってシーンを眺めてもらう場合に選択します。デフォルトはオフです。
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[Enable spin animation] (Examiner Viewer のビュー・モードのみ)--このオプションをオンにすると、すばやくオブジェクトを回転してスピンさせることができます。オブジェクトをスピンさせるには、[ハンド] アイコンでオブジェクトをクリックしてドラッグします。マウスでドラッグしている最中にマウス・ボタンを離すと、オブジェクトは自分でスピンします。スピンを止めるには、シーンのどこかをクリックします。デフォルトはオンです。
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[Show point of rotation axes] (Examiner Viewer のビュー・モードのみ)--
カメラが回転するときの軸となる点を表示します。このオプションをオンにすると thumbwheel が表示されるので、これを使って軸のサイズを変更できます。デフォルトはオフです。
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[Viewer speed] の [increase] または [decrease] (ウォーク・ビューアのみ)--ビューの中を移動する速度をメートル/秒単位で増加または減少します。適切な速度に設定されていないワールドをナビゲートする場合に便利な機能です。ただし、ここでの設定は VRML ファイルに保存されないので注意してください。作成者は、ナビゲーション情報を使ってビュー速度をファイルに保存する必要があります。