はじめに
Cosmo Worlds には、Web サーバー上で公開する 3D ワールドを作成するための機能がすべて含まれています。
この中には、サイトのダウンロードや表示を高速化するための機能も含まれます。
次のトピックは、VRML の概念
に精通したユーザーを対象にしています。トピックの順番は、初めてワールドを作成して公開する場合の作業手順に沿っています。
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オブジェクトおよびワールドの表示方法を学びます。
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オブジェクトの操作方法を学びます。
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基本の形とテキストを作成します。
この基本形からより複雑な形を
モデル化できます。モデルが複雑な場合はモデルごとに別ファイルにしておいて、
後でそれらのモデルを 1 つのワールドに取込みます。
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ほかのモデリング・ソフトウェアで作成したモデルを
取込んだり編集します。
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色、テクスチャ、マテリアルをモデルに追加します。
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ワールドを最適化します。モデルの中のポリゴンの数を減らします。適切な場所に細部レベル (LOD) グループを作成します。
インラインを使用します。
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ワールドの中のモデルをアニメーション化します。
独自のスクリプトを記述して、オブジェクトの追加動作を定義します。
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光源、サウンド、ムービー、他のファイルへのリンクなどの特殊オブジェクトを作成します。
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アウトライン・エディタ を使用して、ワールドの VRML ファイル
(解釈可能なテキスト・ファイル) を編集します。
アウトライン・エディタ を使用すると、
イベント間のルートを作成して、
あるワールドの 1 部分から別の部分へ値を転送することもできます。
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ワールドをファイルに保存します。
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ワールドをプレビューして、リンク、細部レベル、アニメーション、サウンド、ムービー、全体的なフレーム・レート、パフォーマンスをテストします。
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ワールドをパッケージ化して、World Wide Web 上に公開します。
参照 : VRML の詳細については、
Jed Hartman と Josie Wernecke 著の 『 VRML 2.0 Handbook』 または、VRML
2.0 specification
を参照してください。