スクリプトとプロトタイプのクローン・ノード

多くの場合、ノードの内容は、左の小さい矢印をクリックすると表示されます。1 つのファイルの中でノードが何度もインスタンス化される場合、アウトライン・エディタ では、現在選択しているインスタンスのみが開かれます。

ただし、ある特定の状態では、ノードの最初のインスタンスだけを編集、表示できます。この状態になるのは、スクリプトまたはプロトタイプに、その親ノードのクローン (インスタンス) であるノードが含まれる場合です。次に例を示します。

#VRML V2.0 utf8 CosmoWorlds V1.0

Group {
   children [
      DEF mySphere Transform {
         children Script {
            field SFNode parentNode USE mySphere
         }
      },
    ]
}

この例では、"mySphere" という名前の Transform ノードに、"mySphere" ノードのインスタンスを持つ Script ノードが含まれています。このノードの最初のインスタンス、つまり "親" インスタンスの内容のみを表示、編集できます。親インスタンスがすでに開いてあるので、子インスタンスを開く必要はありません。これらの子インスタンスの名前 (または [] 付きの番号) には、開くことができない特殊ノードであることを示すアステリスクが付いています。

参照 :